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音声認識でカウントできそう…だ

  • 投稿カテゴリー:海面養殖

先日、協創パートナーである深川水産の現場までReCotto-Aquaと環境モニタのメンテナンスに伺ってきたのですが、作業が終わったタイミングで急遽マダイの水揚げをお手伝いすることに。これまで5年以上通っているので少し離れたところから眺めたことは何度もあるのですが、作業に加わるのは初めてです。突然のチャンスにワクワクしながら生簀に到着!(^^)

私の担当は、生簀から船に移す魚の数をカウントする役で、カウントには押しボタン式のカウンタを使います。(紅白歌合戦の最後に野鳥の会の方がポチポチ押しているやつです)
現場の方が生簀から手網ですくった魚を次々と船の水槽に移していくのですが、これがなかなか豪快で、水槽まで一気に投げ入れます。「イーチと叫んだら一匹、ニーと叫んだら二匹ですから」と優しく教えていただいて計数開始!

「イーチ」→ポチ!、「ニー」→ポチポチ!!と順調にスタートしたのですが、4人で作業されていたので意外にハイペースです。軽く焦っていると・・・「ヨーン」、「サーン」・・・・え?最大2匹だったのでは?(-_-;)

もはやパニック寸前のスピードで次々と魚が宙を舞っていきます。数百匹の計数が終わったときには正直1匹の誤差もなくカウントできた自信は全くありません( ̄▽ ̄;)とお伝えすると現場の方は笑いながら、「じゃあ少しだけ余分に持って行きましょうか」と。本当にスミマセンorz

作業後に、「人手でカウントしなくても、宙を舞っている魚を画像でカウントしたり、音声認識でカウントしたりできるといいですけどね~」とのコメントが。なるほど確かに・・・

こういう現場の声(リアルなお悩み)を直接聞くことができるのも現場往訪の醍醐味です。インターンシップの題材にして原理試作したりするのも面白いかもな・・・と妄想しつつ、この日は心地良い疲労感に包まれながら現場を後にしました(^^)