熊本高専の専攻科では、“社会実装”型のプロジェクト実習が授業に組み込まれており、私たちは、その趣旨に賛同し、2022年から課題を出題する企業として活動に協力しています。
元々、地域の学校とは、未来のために様々なスタイルで連携を深めていかねばならないと考えているのですが、
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コロナが猛威を振るうこととなり、そのコラボレーション活動は何れも頓挫。3年ほど停滞していましたが、昨年、新たな機会を得られることになり、学生達からのオファーを二つ返事で快諾!直接的に“社会実装”を体験できる3つの課題を示し、学生達が自ら選択したテーマ開発をラッセルして貰っています。
先日、その1年間の活動成果発表会が開催され、オンサイトでの参加が可能だったので熊本キャンパスを訪ね、学生達の活動経過&成果を聴いてきました。
私たちが協力させて貰ったグループは、システム開発の終盤でぶつかった技術的な課題を乗り越えることができず、残念ながらターゲットシステムを完成させることはできなかったのですが、内容的には近代テクノロジーを活用した将来楽しみな開発構造となっていました。
ただ、活動の目的である“社会実装”には至らせられなかったため、講評を求められた席では、この活動を定着させられれば、地域課題を解決する“真の社会実装”のスピードもアップできることも示唆しつつ、「皆さんが取り組んでくれた、この課題解決策をリアルに待ち望んでいる人達が居るょ」と期待も込めて叱咤激励し、会場を後に。
すると、メッセージが伝わったのか、先週、発表会を聴講していた専攻科の新1年生達から「先輩達の活動を引き継ぎたい」とのオファーがあり、そのオファーに感動しつつ、2023年も若者達の活動に協力することにしました!
有志を共にしてくれた新1年生の皆さん!今年こそ、協創システムを“社会実装”しましょう!
若い人達だからこそ備えているイマジネーションを大切にしながら。