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養殖環境【底質】を知れる可能性

  • 投稿カテゴリー:SDGs

先週は、所謂、国立水研伊藤克敏Ph.D.が約1年半ぶりに来熊。お会いできていなかった期間の研究実績や今後の可能性、展望に関するお話しを聴くことができました。

伊藤Ph.D.との接点は、一緒に「次世代水産養殖システム」の開発を進めているCWP深川代表のもとを訪ねて来られた3年前に始まり、私たちは、理化学研究所の中村龍平チームリーダーと共に開発されている酸化還元電位(Oxidation-Reduction Potential)センサによるリアルタイム観測化に協力させてもらっています。

天草でも水産養殖と環境保全(負荷低減)は、常に一体として考えられ、各事業者さんが活動されていますが、これまでの観測手法では相応に労力が必要で、観測も定期ではあるものの断片的な測定となってしまい、連続データではないため変化の傾向を掴み難いといった状況&課題があるようです。

この2つの課題を解決するためにReCottoを活用。ORPセンサをチョチョイと組み込んだリアルタイムモニタリングシステムを提供して、今年で3年目に突入します。そんなモニタリングシステムが、どんなものか?については、また後日ご紹介したいと思いマス。