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AI学習プラットフォーム設置

  • 投稿カテゴリー:海面養殖

今回は、私たちが開発しているAIを学習させる仕組みについてご紹介します。ちなみに、私たちが開発しているAIは音を聴いて、養殖現場の状態や状況をヒトに代わって判断するAIで、一般的には特化型AI:Narrow-AIと呼ばれています。

AIは学習していくと賢くなっていくイメージは皆さんお持ちだと思いますが、Narrow-AIの場合は自立していないため学習させる環境を用意したり、実際に学習させていく先生は人間になります。AIは言ってみれば生徒。で、今回は、その生徒たちがズゥーット海の上に居ますので(-_-;) どう教えるか…。

先生となる私たちも四六時中、海面では過ごせませんので、今回はカメラを使ったリモート授業を企画。ただ、陸上と違いWifiやLTEを使ったカメラシステムを組んでしまうと、消費電力増加に伴いデカイ電源が必要で、且つ、通信データ量も増え、授業料は高額に…。

そこでチョット知恵を絞りました!カメラは使うのですが、フレームレート:fpsを落して動画撮影できる仕組みを新たに開発し、久玉漁場に設置、学習をスタートさせています。

この学習環境は、私たちだけでなく、水産事業者さんにも先生になって貰ってシゴトがデキル企業人?!、AIへと育てていく環境で、さながら水産事業者さんが担任で、私たちが副担任という感じでしょうか。

今回、この学習環境もリーズナブルに開発した理由は、生徒:AIの学び場を増やし、逸早く現場で活躍してもらうため、となります。