2023年は、天草で協創をはじめて6年目に突入する年になります。通信方式や制御コントローラの種類を試しては壁にブチ当たり、試してはブチ当たり、そんな試行錯誤を繰り返していた1~2年目。いざ!システム構成を決めて本格的な開発に着手し、PoCや実証試験結果から幾つもの改善&改良を重ねてきた3~5年目…
そんな長ぁ~い月日を経て「そろそろ使える道具になったんじゃないか」との協創メンバの声に背中を押してもらい、昨年ようやくローンチに漕ぎ着けた「ReCotto-Aqua」ですが、おかげさまで昨年末までに140台を納品することができました。
今年は、この140台に加え、2月末までに、さらに24台が稼働する予定で、既設システムと合わせると、約200台の「ReCotto-Aqua」が天草の海で、水産養殖事業者さん達の傍らで、そのお仕事を支えていくことになります。嬉しさと共に不安もありますが、身が引き締まっている2023年、幕開けデス!
200台ものシステムが稼働することによって、また新たな課題も生じるであろうと想像していますが、これまで掛けてきた時間、取り組みと何ら変わることなく、1つ1つ解決して水産養殖事業者さんにとって“使える道具”であり続けるように進化を継続させていきたいと思っています!
そんな「ReCotto-Aqua」の詳細は、コチラをご覧ください。
ReCotto-Aquaは、基本システムであるReCottoをベースに水産養殖向けにカスタマイズしたシステムになります。
このベースとなっているReCottoは、いわゆるIoTシステムを実現する時に必要な要素がワンパッケージになったマイスティアが提供している商品で、クラウドサーバやユーザインタフェースに対する専門的な知識がなくてもIoTシステムを構築できる仕組みです。例えば、Arduinoなどでセンシング機能の組込みができれば、あとはReCottoと繋ぐだけ!
どこかのタイミングでReCottoの簡単具合、ご紹介したいと思います (^^♪